ノックアウトされた素敵な住まい

「見たことない豆をもらったから、
 分けてあげるついでに使い方教えて」とお電話をもらい
向かった陶芸家のお宅。
彼女は、うちで開いた写真教室に参加してくれて出会った。

着いた私は、度肝を抜かれた。

そう、彼女は古いバスに暮らしていた。それも17年間。
そしてまわりには、
同じように住まいとなっているバスが数台置かれていて、
ひとつのコミュニティになっていた。

そのなんとも表現しがたい、独特の、
場のかもしだす空気に圧倒されて、
私は終始「すごーい!かっこいいー!うわぁーー!」を繰り返してしまった。

プライベートな場所なので、
こっそりとなら写真をブログに出してもよいと
ご承諾をいただいたので、少しだけ。

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外観と入り口。
彼女の家は、2台のバスが平行に並んでいて、
1台を住居に、もう1台を仕事場に使っている。

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入り口のドアを内側から。
2台のバスの間には、陶器を焼くガス窯がある。

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どこをとっても、かっこいい。
台所も水洗トイレもお風呂もぜんぶ手作りで、
お友だちである前の住人がパートナーと作り込んだとか。

そこに陶芸家の彼女のセンスと生活が織り込まれている感じ。
うーん、すごい。創造性と工夫と愛情に満ち溢れている住まい。

こんなお家、初めてだ。

もうとにかく私はノックアウトされた。
お隣さんたちのバス家も、かなり気になる。
その隣人たちも、お話を聞いているとかなり興味津々な人々だ。

ずっと昔に取材された雑誌の記事を見せてもらった。
正確な表現はうっかり忘れてしまったけど、
見出しには「バスで暮らす強さ」というようなことが書いてあって、
まさしく!と思う。

当の本人は、
「別にそんなことないよ、慣れちゃうとこれが普通になっちゃうのよ」
とおっしゃっていたけれど、
家にいて、お話ししていると、わかる。

自分の望む暮らし方、生き方を貫いている。
だけど肩ひじ張らない柔軟さもあわせ持っていて、
本当に、すごく、素敵な方だなあと、
なんだかとても、力と希望をもらった気がする。

彼女の個展が終わったころに、
1品持ち寄りで飲もう!とお約束して別れた。
夜がまた、いいのだと言う。

この日は一晩中、彼女の家の世界観に包まれていて、
すごくすごく嬉しい気持ちに満たされていた。

出会いに感謝。
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by niwakalife | 2011-04-19 07:29 | 暮らし