生きている井戸

新たな住まい&庭禾の活動拠点となる場所には、
なんと水道が来ていない。

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あるのは井戸。
水道を引くことも考えたけれど、いろんな課題があって、
井戸と雨水利用でなんとかやっていこうと決めた。

今ある井戸は、深さ約4メートル。
自動の電気ポンプで水を汲み上げ、容量3トンのタンクに一旦溜めて、
そこから建物に水道管が配管されている。

前に住まわれていた方のお話では、
浅いところに硬い岩盤があるエリアなので水量に乏しく、
常に節水、渇水時には水が足りなくなるのだそう。
これを雨水で補えないかと思うのだ。


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この日は設備屋さんに来てもらい、井戸をみてもらった。
この井戸をどううまく使っていくかを考えていきましょう、と心強いお言葉。
どういう仕組みになっているのかを見ながら教えてもらい、
わかるだけでほっとするし、なにか進んだ気になる。

まずはどれくらいの水量がどれくらいの時間で
汲み上げられるのかをチェックし、
そのあと水質検査をする。

そこから井戸やタンクの掃除をしたりして、
対策を考えていこうということになった。


最近は、井戸を潰して欲しいという仕事の依頼が多いのだそうで、
けど断っているとのこと。

「生きている井戸を潰すなんて絶対しちゃダメ。」

生きている井戸、かあ。
なんだか嬉しくなる言葉を聞いた気がした。

夕方、雷がなって夕立が来た。
これで井戸の水が確保できるー、と今までとは違う
切実さを伴って雨のありがたさを思った。


この生きている井戸とともに暮らしていきたいと
改めて思う。

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